さて、これまで株式の大暴落に備えて、少ない給料の中で貯金を頑張ってきたぼくですが、ついにダウ平均株価が30%以上暴落し、買付のチャンスがめぐってきました。
長かった…。2年も待ったよ(ノД`)・゜・。
3月は、コロナショック+OPECプラスでの原油生産減産協調瓦解のダブルパンチを受けたエネルギー(石油)セクタの2銘柄を購入しました。
【RDSB】1株平均30ドルで210株購入
3月中は、3回買付を行いました。
210株の総取得コストは約6342ドルだったので、平均取得単価は30.2ドル付近となりました。
急激な下落で、資金が足りなくなってしまい、3月18日に付けた歴史的安値の1株19ドルでは買付できていません。俺のばかやろう(ノД`)・゜・。
ただ、石油株は、マイナス材料山積みで、今後もずっと値を下げていく可能性が高いかと思いますので、また買付のチャンスが巡ってくると思います。
RDSBの2020.3.28時点での指標
【RDSB】ロイヤルダッチシェル
株価 29.77ドル
PER 7.63倍
EPS 3.90
配当 3.76ドル/1株(配当利回12.6%)
配当利回りは10%を超えています。なお、RDSBは74年間減配をしていません。
今回のコロナショック+石油価格危機も減配なしで、乗り越えることができるのでしょうか(;´・ω・)
【VEDL】1株4ドルで200株購入
3月10日に200株購入しています。
購入後、インドの主要指標であるSENSEXは20%以上も下落し、VEDLもかなり値を下げました。
3月28日には、CEOが個人的な理由でと、急に退任しました。なんとなくきな臭い雰囲気ですね。
VEDLの2020.3.28時点での指標
【VEDL】ベダンタ
株価 3.34ドル
PER 2.75倍
EPS 1.21
配当 0.32ドル/1株(配当利回9.58%)
配当利回りは、10%に近づいています。
PERは驚異的な数字となっています。3ドルを割り込んできたら購入したいです。
ただ、こちらの銘柄は、RDSBと違って、間違いなく減配するでしょう。それに最悪倒産という可能性もありそうです(-_-;)
もう少し様子を見てから追加購入していきたいと思います。
株価下落の経緯
3月10日、サウジアラビアなどの石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国の主要産油国の減産協議が見事に決裂しました。
これを受けて、サウジアラビアは、4月からの石油生産の増産に舵を切ると発表しました。
さらにこの発表を受けて、WTI原油(石油価格の主要指標)は一時1バレル30ドルを下回りました。
ロイヤルダッチシェルの株価は、おおむねWTIと連動しています。
サウジが増産を進めれば、1990年代の1バレル10ドル近い数字まで原油価格が下がることもありえます。
米国のシェールオイルの生産コストは、少なくとも1バレル40ドル以上と言われており、このままだと米国のシェールオイル企業は全滅でしょう…。
RDSBについても、1バレル30ドル代で利益を出せる企業体質ではなく、今後かなり厳しい戦いを強いられるでしょう(;´Д`)
また、世界中の感染者が1万人を超えた新型コロナウイルスですが、その影響で世界各国の工場が稼働停止しています。
特に中国の需要減少が大きく、2020年の世界の石油需要は2009年以来初めて減少に転じると予想されています。
明るいニュースは何一つ無いです。だからこそ、買いのチャンスでもあります。
今後の投資方針
正直、石油産業の未来は、かなり暗いと言わざるを得ないでしょう。
ただ、世界各国のエネルギーとして、石油はまだまだ需要があります。
RDSBは、サウジアラムコ、エクソンモービルに次ぐ、世界3位のオイルメジャーです。そうそう倒産はしないはずです。
仮に株価が20ドル代になった場合、さらに買い増していきたいと思います。
ただ、できれば次の買い増しは、世界経済が落ち着いてからにしたい(; ・`д・´)
おわり。
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