ぶたねこです。
私が株価の暴落を予想してから、長い月日が経ちました。
ダウ。
ゴールド。
ビットコイン。
全てが上昇を続け、私はその波に乗り遅れました。
そもそも私は、株式投資なんてやりたくないんだ。
朝起きて日の光を浴び、カフィを片手に河北新報に目を通し、妻が作ってくれた朝食をゆっくりと食す。
そんな朝は、株式投資を行う者に訪れることはありません。
朝起きたらすぐ、市場のチェックを行い、保有銘柄の株価の上下に一喜一憂し、原油やコモディティを確認する。
生きていくうえで本来必要のない情報たち。
投資で利益が出れば、なんとなく自分が賢い人間になったような気がして、投資をしていない人たちを一方的に哀れんだりする。
はっきり言って株式投資なんてもんは、くそっくらえです。
もし、明日、ダウ平均が10000ドルになったら、私は狼狽します。
狼狽することは間違いないですが、それと同時に少しスッとした気分になるでしょう。
投資家が破れ、労働者が勝利する。
そんな世界がくれば、私も株式投資から解放されます。
でも、現実は、労働者は常に破れ、搾取されてきました。
これからも、その図式は変わらないのでしょう。
だから、もし、明日ダウ平均が10000ドルになったら、私は、株を買います。
この世界のルールに疑問を感じながら。
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