[米国ドル・香港ドル]マネックス、SBI、楽天証券の為替手数料を比較してみた。

投資全般
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外国株を購入するとき、日本株にはない、ある手数料がかかります。

それは、為替手数料です。

今回は、米国株の購入に必要な「米国ドル」、中国株の購入に必要な「香港ドル」の為替手数料について、マネックス証券、SBI証券、楽天証券の3社を比較していきます。

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為替手数料(スプレッド)とは何か

米国株を購入するときには、日本円を米国ドルに両替して、ドルで購入する必要があります。

両替をするときに、金融機関ごとに決められたスプレッドの額が、為替手数料としてかかります。

スプレッド – 金融用語で、異なる市場や限月での金利差や価格差のこと。

あなたが、米国ドルをほしいと思って、100円を払って1ドルを購入したとします。

スプレッドが1ドル:1円だった場合、あなたが1ドルを得るには100+1=101円かかります。スプレッドってそういうもんです。

3大ネット証券会社の為替手数料(米国ドル)を比較。

まずは米国株取引銘柄ナンバー1のマネックス証券。

引用:マネックス証券ホームページ

1ドル:25銭かかるようです。

では、楽天証券はどうでしょうか。

引用:楽天証券ホームページ

こちらも同じく1ドル:25銭ですね。

最後は、SBI証券です。

SBI証券ホームページ

こちらも1ドル:25銭

って全部同じなんかーい。ルネッサーンス( ^^)Y☆

※ひげ男爵

各証券会社のキャンペーン等を利用した際の手数料

流石に、全部同じという結論では、記事を書く意味がないのでもう少し調べてみます。

マネックス証券

まず、マネックス証券は、為替手数料無料キャンペーンを3か月に1回くらい行っています。

引用:マネックス証券ホームページ

キャンペーン中なら無料で両替できます。

ただ、キャンペーン中だからといって、為替レートが円安に振れているときは、両替は控えたほうが良いかもしれません。

2019年7月以降は、買付時の為替手数料が無料になっており、2020年4月以降も継続となっています。

マネックスは、恒久的に買付時の為替手数料を無料にしてくるかもしれませんね。

※2021年7月15日追記。

今確認してみたところ、マネックスは恒久的に買付時の為替手数料は無料にしたようですね。ただ、売却時には25銭かかるのは変わりないので注意が必要です。

楽天証券

楽天証券ですが、キャンペーン等は、特になし!もう少しがんばってほしいです。

楽天証券でお得に両替できる方法を知っている方がいたらご連絡下さい。

※2021年2月追記

引用:楽天証券ホームページ

楽天証券でも、買付時の為替手数料無料キャンペーンが始まっていました!

ただ、あくまで買付時に適用されるキャンペーンであり、売却(ドル→円への両替)時は、1ドル25銭の為替手数料がかかるので注意が必要です。

SBI証券

SBI証券ですが、SBI証券のFXサービス(SBI FX α)で買ったFXの建玉を「現引き」してSBI証券の余力に反映させることができます。スプレッドはたったの0.5銭!

しかし、単位が1万通貨(1ドル=100円ならば100万円)からの両替になるので、最低でも100万円分程一気にドルに換える必要があります。

そのほかに、SBI証券には、外貨入出金サービス(外貨即時決済サービス)があります。

これは、住信SBIネット銀行で保有している外貨普通預金を、SBI証券の証券取引口座に入金する方法です。

SBIネット銀行の外貨普通預金のスプレッドは1ドル:4銭なので、外貨入出金サービスを利用すれば、為替手数料を安く抑えることができます。

引用:SBIネット銀行ホームページ

こちらは、キャンペーンでなくても通年使えますし、往復の手数料は1ドル:8銭となるため、マネックスのキャンペーンよりもお得です。

マネックスでは、買付時の手数料は無料でも、円→ドルに替えるときには1ドル:25銭の為替手数料がかかってしまいますからね。

また、SBIネット銀行の外貨普通預金には、「積立」という購入方法があり、こちらを選択して外貨を購入した場合のスプレッドは1ドル:2銭になり、往復手数料は1ドル:6銭まで下がります。

引用:SBIネット銀行ホームページ

さらに、SBIネット銀行では、時々外貨預金セールも開催されています。セール時はマネックス証券と同じく手数料0円です。

2021.1.18-3.31までの外貨積立キャンペーン!
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私が利用している証券会社

2021年2月調査時において、為替手数料が一番安いのはSBI証券です。

私は、最もお得なSBIネット銀行の外貨「積立」購入を利用しています。

引用:SBIネット銀行ホームページ

「積立」購入では、購入上限レートを定めることもできます。

これを利用して、私は、「このレートなら購入しても良いかな」と思えるところにレートを設定し、外貨を購入しています。

まとめ:米国ドルの為替手数料が安い証券会社

各社の為替手数料(片道)

1ドル=100円の為替レートで、スプレッドが25銭なら

100万円分ドルに換えると往復5000円の手数料がかかります。

10万円分ドルに換えると往復500円の手数料がかかります。

この手数料を高いと考えるなら、米国株はSBI証券で購入することを検討しても良いですね。

ケチな私としてはSBI証券の為替手数料の安さは、とても魅力的に見えてしまうのでした。

補足:香港ドルの為替手数料が安い証券会社

スプレッドキャンペーン時積立時
マネックス証券15銭 ××
楽天証券15銭 ××
SBI証券15銭0銭3銭

香港ドルにおいても、SBIネット銀行→SBI証券経由での両替が最も安いです!

また、香港ドルは、1HKD=約13円と、1通貨が米国ドルと比べて安いので、為替手数料の影響をより大きく受けます。

1HKD=13円の為替レートで、スプレッドが15銭なら

100万円分を香港ドルに換えると往復約2万3000円の手数料がかかります。

10万円分ドルに換えると往復約2300円の手数料がかかります。

中国株に関しては、為替手数料だけで2%以上失うことになりかねません。

SBIネット銀行の積立購入であれば、スプレッドは3銭で、100万円の両替でも往復4600円で済みます。

私としては、中国株であれば、SBI証券一択です!

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