未来を正確に予想できる人はいない。
タイムマシンがあったら…。
だれもが一度は想像したことがあるのではないでしょうか?
あのとき、過信せずに登校前にう〇こをしていれば…
あのとき、彼女のほほを流れる涙をそっと拭ってあげていれば…
あのとき、あの株に投資していれば…
ですが、そんな便利なものは存在しません。したがって、僕たちの目の前には一寸先をも予測できない漆黒の未来が広がっているのです。
では、本題に入りますが、これから投資を始めようと思っている人は、いつから投資を始めるのがベストなのでしょうか。
ダウ平均株価は市場最高値を更新

こちらの記事でも書きましたが↓僕は数年内のダウ平均株価の暴落を予想しています。
また、日経平均株価に関しても政府の買い支えがなくなれば、必然、下落に転じると思っています。
株式売買の基本は、「安く買って、高く売る」ことです。
ですから、株式投資を始めるのであれば、もちろん暴落後が一番望ましいです。
では、いつ暴落するのか?それがわかれば苦労しないんだなあ。
ドルコスト平均法という手法
株式投資のやり方に正解はありません。しかし、これまでの経験則からみて優れていると思われるいくつかの手法があります。
その一つが「ドルコスト平均法」です。そのやり方は至って簡単で
①一定の金額(例えば10万円)で
②毎月、もしくは毎四半期ごとに
③株を買う。
というものです。
さて、この方法を使って1989年12月29日(日経平均市場最高値)から株式を購入していきます。
※日経平均連動型のETFを毎月10万円ずつ購入すると仮定します。配当利回りは3%で、配当金は全額をETF購入に充てることとします。

購入を始めて間もなく、バブル崩壊。
買っても、買っても資産は減り続けるばかり。投資を始めるには最悪のタイミングだったぜちくしょう(゚`ω´゚)。
しかし、めげずに粛々と購入を続けていくと、徐々に複利の効果が表れます。
25年後の2014年頃には投資元本3000万円に対し、資産総額は6000万円を超えます。
配当金を再投資しないと仮定しても、資産総額は4500万円です。

投資、いつ始めるの?
答えは「今でしょ!」です。
冒頭でも述べましたが、株価の暴落がいつ起こるのか。それを予想することはできません。
しかし、仮に暴落直前という最悪のタイミングで購入を開始しても、長期間の投資を継続して行える場合には、勝者になれることがわかりました。
世界の株価が右肩上がりで成長していくことは、歴史が証明してくれています。
株式投資は誰もが勝者になれるプラスサムゲームであると言われています(※インフレによって、投資に参加しない人が敗者となる)。
もし、今あなたが株式投資を始めようかどうか迷っているのなら、ドルコスト平均法を用いて投資を始めてみてはいかがでしょうか?
おわり。
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