ぶたねこです。
昨年の今くらいの時期には
爆損モービル
と罵られ続けていたエクソンモービルですが、近々では北米ブレンド原油(WTI)の価格も、コロナ前を回復し、むしろそれ以上に上昇しています。
イスラエル・パレスチナ問題の再燃が、大きな要因の一つのようですね。
そんな中、私の保有する同社の株が、いつの間にやらダブルバガーしていたので記事を書いてみます。
購入した時期
私がエクソンモービルの株を購入したのは、米国大統領選前の昨年10月です。当時は、米国大統領選の行方がどうなるかが不透明だった上に、コロナウイルスの世界的な感染拡大が続き、市場は悲観ムードでした。
投資の格言として、「悲観は買い、楽観は売り」がありますから、当時エクソンモービル以外にも数種の株を購入しました。
結果的に、その後、ダウ平均株価は最高値を更新するわけですが、やっぱりそういう悲観ムードの際は、投資するのが怖いですよね。
最近、その怖いという感情が、投資をする上で非常に重要だなと思うようになりました。
私のような凡人投資家の心理状況というものは、一般のその他大勢の投資家とシンクロしているんですよね。つまり、私が「怖い」と感じているときは、市場のその他大勢の投資家も怖がっているときです。
経験則的に、その「怖い」という感情に逆らって投資をすれば、報われる場合がかなり多いです。というか、これまで全て「怖い」ときに買った株は、その後下がる場面があっても、最終的には買値より上がっています。
私の投資歴なぞたかが10年足らずですから、その経験則もどこまであてになるかはわかりませんが、今後も、自分がびびっているときは、感情に反して投資を行っていきたいですね。
ちなみに、同じく原油株のロイヤルダッチシェルは…
実は、私のポートフォリオで一番保有比率が高いのが、このロイヤルダッチシェルです。
購入時期は、コロナショック真っただ中の、2020年3月初旬~中旬頃です。当時は、1株70ドル台だった株価が、一気に19ドルまで下落したんですよね…
私は、35ドル→30ドル→25ドルと3回にわたってナンピンしましたが、20ドルを切ったとき、あまりの恐怖と連日のトレードの寝不足で、19ドルでの買い増しはできませんでした。
今でも反省しています。あれだけの恐怖心だったのだから、あの瞬間が絶好の買い場だったんですよね。
これからの投資人生でも、ものすごい恐怖心を感じる瞬間があると思います。その際は、今度こそ、ドカンと資金をぶち込みたいと思います。
今度のエクソンモービルはどうなる?
世界的にエスディージーズだのなんだのが盛り上がっています。化石燃料である原油は、燃料としての役割を終えるようにも思えます。
クリーンエネルギーの流れって、原油等の資源を持たない先進国側が、自分達の開発した再生可能(?)エネルギー装置を売り込みたいという思惑が透けて見えて、なーんか嫌な感じですよね。
原油の規制の方法はいくつかあると思いますが、特に環境にやさしくないとされている米国のシェールオイルは、規制の対象とされやすそうに思えますね。
そうすると、エクソンモービルやロイヤルダッチシェルにとっては、むしろ追い風となる可能性もあります。
また、原油は、燃料としての役割以外に、工業製品の原料としての役割も持っていますから、原油産業が無くなることは絶対にないと思います。
私としては、原油株については、比較的楽観的です。
…ん?楽観は売り…なのか??
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