私の主力銘柄に、インドIT大手のインフォシス[INFY]があります。
米国ADRとして上場しているインドIT企業は、インフォシスのほかに、ウィプロとサイファイテクノロジーがありますが、私はサイファイにも投資をしています。
その理由と、サイファイの実力について記事にしていきたいと思います。
事業内容
サイファイ・テクノロジーの事業内容は以下のとおりです。
ネットワークサービス
データセンターサービス
クラウド・マネジメントサービス
アプリケーション統合サービス
テクノロジー統合サービス
インド国内で、ITサービスを手広く行っています。
googleやMicrosoftのように、特色のある企業ではありません。
しかし、モディ政権下のインドは、デジタルインディアという政策を遂行しており、行政のデジタル化が進められています。
国策として行われるデジタル化ですから、国内企業が使われる可能性は高いのではないかと思います。
日本の官公庁もNTTデータや富士通製のソフト・ハードウェアが多いイメージですね。
そして、今後も、クラウドサービスやデータセンターサービスは急伸することが予想されますから、投資しておいて損はないのではないかと感じています。
株式指標(株価・配当等)
【SIFY】サイファイテクノロジー

株価 | 1.17ドル |
PER | 12.19 |
EPS | 0.096 |
配当 | 無配(2019) |
時価総額 | 2.1憶ドル(210憶円) |
株価は長期にわたって低迷しています。
また、2018年以降株主への配当を行っていません。
PERは12倍と比較的割安な水準です。
そして、私が特に注目しているのは、時価総額です。
たったの2.1憶ドル(210憶円)でしかありません。
インフォシスの時価総額は600憶ドル近いですから、300分の1の規模です。
それだけ、事業規模が小さいと言えますが、もしも急成長を遂げることができれば、テンバガーも夢ではありません。
2020年には、インドのトップ500企業をランク付けする「FORTUNE INDIA」で、454位にランクインしました。
インド国内での注目度も少しずつ上昇しているようです。
売上の成長等
売り上げはドルベースでもじわじわと伸びてきています。
インドルピーベースで見れば、2015年から売り上げは1.5倍にまで成長しているようです。
毎日購入している理由
毎日購入の理由は、サイファイテクノロジの1株価格が2ドルを下回っているからです。
SBI証券では、約2ドル以下の取引は手数料が無料です。ですから、サイファイテクノロジが現在の価格水準のうちは、毎日1株ずつ購入することで、手数料から逃れることができます。
…そして、その代償として、大量の取引報告書と格闘することになります。
どれが大事な報告書なのかわからず、非常にストレスが溜まりますね(*’ω’*)
まとめ
米国株式市場では、株価が1ドルを下回ると、30営業日連続以内に1ドル以上を回復しなくては上場廃止になってしまいます。
サイファイテクノロジーも、今回のコロナ禍で株価が1ドルを下回ってしまいましたが、2020年12月末現在では、1ドルを回復して上場廃止を免れています。
今後も上場廃止の危機に何度も陥るかもしれません。
しかし、私は、サイファイテクノロジーに比較的強気です。
インドが経済成長する可能性は、かなり高いと思っているからです。
そして、サイファイテクノロジーは、その成長の恩恵を受けることができると思っています。
将来のテンバガー銘柄となることを夢見て、今後も毎日購入していきたいと思います。
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