米国株AI(人工知能)関連銘柄のおすすめ7選。※随時更新します。

投資全般
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投資を行うとき、どのセクタ(分野)に投資するかは非常に重要です。

食料品セクタはどんな時代にも安定していると言われています。その反対に石油セクタは景気に敏感で、不景気の際にはガンガン値下がりします。

では、今後値上がりし続けるセクタは存在しないのでしょうか。いやあります。AI分野です。

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今後、AI関連産業は確実に成長する

2015年、AI関連産業は世界で3兆7450億円の市場規模を誇っていますが、その15年後の2030年には約23倍の86兆9280億円になるという予測があります。

(出典)EY総合研究所「人工知能が経営にもたらす創造と破壊」

当然、市場の拡大に伴ってAI関連企業の株価は上昇し続けるでしょう。このセクタの株を購入しない手はありません。

このページでは、将来性のありそうなAI関連銘柄を調査し、その結果を掲載します。

おすすめのAI関連銘柄7選。


【GOOGL】アルファベット
finviz dynamic chart for  GOOGL

世界中の検索エンジンを牛耳り、超巨大企業となったグーグルの親会社。

2014年1月にはDeep Mind社を買収。同社の人工知能『DQN / Deep Q-Network』は深層学習と強化学習を組み合わせたアルゴニズムによって動作し、推論によってゲームを攻略することが可能です。

DQNのすごいところは、未知の領域を新しく推測し、正解を導き出すための学習を行うこと。

これまで収集したデータや与えられた情報からしか正解を導き出せなかった人工知能とは一線を画しています。

グーグルは、人工知能を使って、すでに様々なゲームを開発しています。

「AutoDraw」はグーグルが開発したゲームの一つで、こちらが適当に線を入力すると、あらかじめ用意されたリストから絵を提案してくれます。↓試しに遊んでみてください。

AutoDraw
Fast drawing for everyone. AutoDraw pairs machine learning with drawings from talented artists to help you draw stuff fast.

AIスピーカーや自動運転車にも積極的に関わっています。


【PYPL】ペイパル
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米国のシェア7割を誇る決済サービスを運営。

PayPalのAIセキュリティシステムは、ディープ・ラーニング(深層学習)を用いて決済上の不正行為を発見できます。

アルゴリズムで顧客の購入履歴から得たデータを照合し、疑わしい傾向のある顧客を抽出します。


【FB】フェイスブック
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AI音声アシスタント『M / エム』を開発。

Mはメッセージアプリの「Messenger」で利用できる。人の会話の内容を読み取り、計画の立案や配車の手配(ウーバーと連携)など、ユーザーサポートを行ってくれる。

イメージ的には、「OK!GOOGLE」に近い感じ。今のところ利用できるのは米国内だけに限られています。


【INFY】インフォシス
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インドに本社を置くIT企業。近年のインドの成長はすさまじく、今後に非常に期待。

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソフト『Infosys Nia』を開発。

同ソフトは、簡単に言えば、使用する企業のニーズに応じた様々な情報を収集し、機械学習を行い、反復的なビジネスやITプロセスを自動化するというもの。

タスクの簡素化ってのはいいですね。うちの会社は無駄が多すぎて…。いまだにエクセル手入力で会計データを入力したりしていますから。

企業の収益予想や開発すべき新製品予測までできるというから驚きです。

インフォシス社はIT企業にはめずらしく、3%くらいの配当金も出してくれてます。


【AMZN】アマゾン
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小売業界で世界を席巻し続けるアマゾン。ドローンの利用など先進的な取り組みを続けています。

AIアシスタント『Amazon Alexa』を開発。同AI搭載の「アマゾン・エコー」の最新版が先日日本でも発売されました。

アマゾン・エコーは今流行りのAIスピーカーってやつですね。

自宅に設置しておいて、「ロッキーのテーマを再生して」などと話しかければ、「ちゃっちゃ~ちゃちゃちゃ~ちゃちゃちゃ~ちゃちゃちゃ~♪」と音楽を再生してくれます。

そんなのは序の口で、「アレクサ、エアコンをオフにして」などと話せば、エアコンをオフにしてくれます。

家中の家電すべてと接続されるわけです。

この分野は今ホットで、どんどん進歩していますから、「お風呂沸かしといて」「ロボット掃除機起動して」「いってQ録画しといて」などいろんなことができるようになりそうですね。


【IBM】アイビーエム
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IT業界の老舗アイビーエムは、『Watson』という人工知能を開発しています。

Watsonが長けているのは、自然言語処理の分野です。

現在の人工知能は、実際に言語を理解しているわけではありません。

統計や、確率的なテキスト処理によって、言語を理解しているように見せかけています。

ただ、Watsonには、けた違いに大量の文書データが蓄積されています。

「医者を補助して患者の病名を特定する」ことができるようになっていますし、将来的には「裁判官を補助して妥当な判決を提案する」などもできるようになるでしょう。

活用の幅はとても広く、様々な分野への応用が期待されます。


【LINE】ライン
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LINEというとSNSのイメージが強いですが、同社も『Clova』というAIアシスタントを開発しています。

グーグル、アマゾンと同様に「Clova WAVE」というAIスピーカーを発売。

グーグル、アマゾンは様々な家電とAIスピーカーを接続してきそうですが、LINEにもできるのでしょうか?


まとめ

AI関連の銘柄は、ダントツで米国市場に上場されているものが多いです。

私は、2020年はSBI証券にNISA口座を移そうかどうか迷っていますが、AI関連銘柄を購入したいなら、米国銘柄数の多いマネックス証券の方がいいような気もしています。

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